市民が柏の聖地巡礼化を目的に制作している柏のご当地ゆるアニメ「超普通都市カシワ伝説」。
柏市ふるさと納税の返礼品として、アニメグッズの追加が決まった。
超普通都市カシワ伝説は、2015年10月に制作を開始したご当地アニメ。
YouTubeでの放送から、現在は柏市内や千葉県内のいくつかの市のデジタルサイネージで放送をしている。
2019年7月から第2期「超普通都市カシワ伝説Z」がYouTubeで放送、2020年にローカルテレビ局でのテレビアニメ放送が決まっている今話題のアニメだ。
柏のものづくり工房で誕生したアニメグッズ
今回新しく柏市のふるさと納税の返礼品に追加されたのが、柏のご当地ゆるアニメ「超普通都市カシワ伝説」のアクリルフィギュア(2個セット)。
超普通都市カシワ伝説に登場するメインキャラクター勢揃いのタイプと不思議ないきもの「テガちゃん」のタイプの2種がセットになっている。
昨年11月に「声優体験」「オリジナルアニメ制作」「アニメクレジット」という体験型の返礼品に続き、グッズが新しく追加された。
今回、アクリルフィギュアは、柏市にあるものづくり&Fabスペース「monomos」が制作している。
monomosは、「ものづくりをもっと身近に」をコンセプトにしたものづくり体験ができるFabスペースだ。
使用できる機材は、3DプリンターやUVプリンター、レーザーカッターなどさまざま。
機材を使って、あなたオリジナルのグッズを制作することができる。
もちろん製品化前のサンプル作りや設計案件も可能で、グッズ制作依頼も行うことも可能。
今回、柏の市民公益活動団体「できる街プロジェクト」から依頼を受け、アクリルフィギュアを制作。
他にも「オリジナルシール」の制作もしており、今後のオリジナルグッズにも注目だ。
柏の地域活性化を目指して
今回、新しくふるさと納税に追加された柏のご当地アニメグッズ。
アニメのプロデューサーをしている楠本慶彦さんに話を聞いてみた。
アニメ制作を始めて3年半。
仕事の傍らの趣味で始めた活動だが、ありがたいことに様々な反応をいただいて、大きな話も増えてきている。
協力してくれている仲間や声援や声を掛けてくれる周りへの感謝しかない。
7月からは新シリーズの放送開始やクラウドファンディング、声優オーディションや全国ふるさと甲子園と夏はイベントで盛りだくさん。
自分たちにできる範囲で、無理をしすぎず、楽しみながら、それが結果的に聖地巡礼化・柏の地域活性化につなげていきたい。
柏を盛り上げ、少しでも周りに恩返し出来たらと話していた。