葛藤の先につかんだ夢 漫画家「中道裕大」 【プロジェクト活動報告30】

みなさん、こんにちは。
クラウドファンディング30回目の活動報告をしました↓↓

https://fanbeats.jp/projects/11/activity-reports/144

今回、10 月からテレビアニメ放送の漫画「放課後さいころ倶楽部」の作者であり、ご当地 アニメ「超普通都市カシワ伝説」のキャラクターデザインを担当する「中道裕大」さんに 漫画家を目指したきっかけや今後の夢について話を聞いてみました。

物心をついた頃からの漫画家志望

京都生まれの中道さんは、物心をついた頃からの漫画家志望。
実家が田舎だったため、毎週発売の少年漫画が一番の娯楽だったという。

大学では芸術学部に入り、周りの学生たちが就職活動をするタイミングで、出版社に漫画を持ち込んだ。
その時漫画を見てくれた小学館の編集者から、「この作品では厳しいけど、一緒に頑張れば賞が取れるかもね」と声を掛けられる。

その言葉通り、次の読み切りで小学館新人コミック大賞を受賞。 漫画家としての道を歩み始めた。

通らない企画と葛藤

しかし、それからしばらくは、いくつ企画を出してもボツが続き、漫画を描くところまでたどり着けなかったという。
自分の描きたい漫画と、編集部が求めているモノの違いに苦しみ、長い葛藤の時間が始まった。

2006年原作付きの『ハルノクニ』で連載デビューするも、1年を待たずに終了。
その後、自分の好きな中国の歴史小説を題材にした連載『月の蛇 〜水滸伝異聞〜』を開始するも、これも振るわずに終了。
この時点で、次に何を描くべきか完全に見失ってしまう。

当時を思い返して、中道さんはこのように話す。

「僕は芸術学部にいた影響もあってか、エンタテイメントというものを全く考えてこなかった。頭の中にあったのは商業主義はダメだという思い込みと、自分の理想の世界を表現したいという欲求だけ。それを読んでくれる読者のことを全く考えていなかったんです。」

2つの連載終了を経てその考えに至った中道さんは、今までとは正反対の方法で漫画を創ることを決める。

どうやったら自分の描いた漫画を読んでもらえるのか。
何をテーマにすればみんなに興味を持ってもらえるのか。
そして、面白いと感じるもらえるのか・・・

そして、人気漫画へ

そして、誕生したのが、「放課後さいころ倶楽部」だ。

女子高生の部活ものにしようという案は最初に決めた。

題材に決めたボードゲームは、当時は今よりもずっとニッチな知る人ぞ知るという趣味だったが、漫画を好きな人と相性がいいのではないかという直感があった。

表現するからには、自分の気持ちを漫画に乗せたい。 しかし同時に、読者が何を求めているのかを常に考え、そのバランスを保ちながら描きたい。

こうして生まれた連載は 7 年を超え、人気漫画となった。

連載開始からの7年間で、日本でのボードゲームの人口は想像を超えて増加した。

そして、夢だった「放課後さいころ倶楽部」のテレビアニメ化が決定した。

今後の夢

一つの目標だったという「テレビアニメ化」という夢が叶った中道さんに、今後の夢を聞いてみた。

「今後の夢は、死ぬまで漫画を描き続けたいということ。旅行に行っても、友達と飲んでも、いろんな遊びに出かけても、最終的に漫画を描くのが一番楽しいということの再確認になるんです。つらいことも苦しいことも山のようにあるけど、それを含めてやっぱり漫画を描くのが好きなんです。」

中道さんは笑顔でそう語った。

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