新しい街にアンモナイトの化石? 駅前に現れたロマン

今回、調査したのは日本初のスマートシティとして注目を集める、つくばエクスプレス沿線の「柏の葉キャンパス駅」。
街中でとても珍しいものが見つかったとの情報を聞き、調査を実施した。

駅前に現れたアンモナイトの化石

私たちが訪れたのは、「柏の葉スマートシティ」の中心エリア、通称「ゲートスクエア」にある大理石の柱。

そこには、なんと直径25cmもあるアンモナイトの化石が、はっきりと存在していた。

なぜ、こんなところにアンモナイトの化石があるのだろうか。
調査したところ、アンモナイトの化石は黄褐色や赤褐色のイタリア産の大理石の中によく見られるということがわかった。

理由としては、アンモナイトが生きていた当時、アルプス山脈やその周辺の地域は海の底にあった。
そこに石灰質の泥がたまり、アンモナイトなどの遺骸が紛れ込んだためだ。

アンモナイトは約4億2000万年前に地球上に現れ、約6500万年前に絶滅したと考えられている。
しかし、そんな古代の生物の化石が、最先端の街づくりを進めている「柏の葉キャンパス」で見つかったことには、ロマンを感じずにはいられない。

ちなみに、他の大理石の柱を見てみたところ、この化石以外にも、小さな化石らしきものが散見された。
柏の葉キャンパスを訪れた際には、買い物と一緒に化石を探してみるのも面白いのではないだろうか。

時代を超えて街を見守るアンモナイト

「柏の葉キャンパス」のアンモナイトの化石には、もう一つロマンが。

街の大理石の中にあるアンモナイトの化石というと、日本橋の「三越」本店の壁でもみることができる。

「三越」といえばルーツは現三井グループの礎を築いた三井高利が江戸時代に日本橋に開業した呉服店の「越後屋」。

そして、三井グループの三井不動産が現在開発に力をいれているのが江戸時代の賑わいを再現する「COREDO室町」などがある「日本橋」であり、現在進行形の未来を見据え街づくりを進める「柏の葉キャンパス」だ。

「日本橋」の「三越」だけではなく「柏の葉キャンパス」でもアンモナイトの化石が見つかった。

これは、4億年前に生きていたアンモナイトが、時代を超え「日本橋」だけでなく「柏の葉キャンパス」も見守っているということかもしれない。

三井不動産は、時を経て街の魅力や価値が増す「経年優化」という開発思想を貫いている。
「柏の葉キャンパス」もアンモナイトの化石のように時を経て魅力や価値が増し、長く愛される街になってほしいと私は願う。
(かしわのはのこ)

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